家計簿をつけて多少の使途不明金は気にしない
家計管理のコツ – ムダをなくし、賢くお金を使う方法
貯金するお金がなく給料日前日の所持金が残らない生活は不安が募るばかり…
それでも毎日を楽しく過ごしたい。来月の給料が入れば「何とかなる」という甘い気持ちに負けてはいませんか。
貯金ができない理由は人それぞれですが、お金の使い道を変える「逆転の発想」ことで100万円を貯めることは十分可能です。
本文では、100万円を貯めるための「設定条件」「家計をかんたんに把握する方法」「自動的に貯める仕組みを作る方法」「収入を増やす方法」までまとめています。
100万円貯める目標をより具体的に設定するほど人は頑張れる
現状の貯蓄残高が０円だと、どこから手をつければよいかわからないものです。
そこで、７つのステップで『貯蓄初心者の方が無理なく100万円を目指すための具体的な方法』をお伝えいたします。
1. 目標を明確に設定する
貯蓄を始める前に、まずは「なぜ100万円を貯めたいのか」という目的を明確することが大事です。
貯蓄が継続できない理由は、なんとなく貯金しているからお金が貯められないのであって、明確な意思や現実的な目標設定があれば達成は難しくありません。
例えば…
キャンピングカーの頭金や購入に使う
海外旅行や趣味など、自分へのご褒美に充てる。
将来のライフイベント（結婚資金）に備える。
目標金額を100万円に設定したら、それをいつまでに達成するのか、毎月の貯蓄金額を具体的に決めましょう。
人は”不安だからお金を貯める”だけの漠然とした目標”よりも、お金の使い道が明確であればあるほど、強い意識が働き、無駄な支出を抑制しょうとします。
2. 現状の家計をかんたんに把握する
貯蓄を始めるためには、まず収入と支出のバランスを見直す必要があります。
家計の支出を確認することで、自分が毎月どれだけのお金を稼ぎ、どのように使っているかを正確に把握することができます。
お金の流れを把握することが目的ですので、3カ月～半年程度続けるようにしましょう。
✅家計簿をつけるツールを選ぶ
家計簿をつけることで、無駄な出費や改善点が明確になります。紙の家計簿、スマホアプリ、エクセルなど、自分に合った方法を選びましょう。
✅支出を分類する
支出は細かくせずに、次のように３つに大きく分類しておきます。
1カ月にかかる生活費を把握するだけで十分です。
固定費: 家賃、通信費、保険料など
変動費: 食費、光熱費、交際費など
その他: 趣味や娯楽費
✅: お金は小まめに引き出さない
給料は振り込みの場合、手元に現金を置かず、必要に応じてATMからの引き出すことになりますが、小まめにお金を引き出して生活している人の特徴として貯金が苦手な方が多い傾向にあります。
つまり、支出を管理できていないから使いすぎてしまうのです。
引き出す額を上旬・中旬・下旬に分け、引き出しが額で生活するよう意識するよう心掛けると計画的な支出管理が身に付きます
3. 固定費を見直す
家計の見直しで削減効果が大きいのは固定費です。
家賃、通信費、保険料の見直しは、手間が伴うので面倒ですが、一度見直すだけで、毎月の支出が大幅に改善されるのが固定費になります。
✅通信費の削減
格安スマホやSIMに乗り換えることで、通信費を半分以下に抑えることが可能です。
✅保険料の見直し
過剰な保障内容の保険に加入していないか確認しましょう。必要最低限の保障に切り替えるだけで、毎月数千円の節約が期待できます。
✅サブスクリプションの整理
利用頻度が低いサブスクリプション（動画配信サービスや音楽アプリなど）を解約し、支出を抑えます。
４. 日々変化する生活費をコントロールする
固定費の見直しができれば、毎日変動する生活費を減らす方法を考えます。
主に項目としては、ランチ代などの食費や交際費があたりますが「浪費」を削ることにあります。
ネット検索で見つかる節約テクニックとして…
・自炊を習慣化し、外食の頻度を減らす。
・週単位で献立を考え、無駄な買い物を防ぐ。
・スーパーの特売日を活用する。
・交際費を見直す
・飲み会や外出の頻度を減らし、自宅での時間を充実させる。
・無料または低コストで楽しめるイベントやアクティビティを探す。
などが見つかりますが、生活費を「消費」「浪費」「投資」の3つに分けてコントロールするのが生活費の見直しです。
「消費」とは、生きていくために必要となる消費のことで、「浪費」とはタバコや酒、お菓子、ギャンブルなどの遊技費であり削っても支障のないお金です。「投資」とは将来の糧となる支出で、読書、習い事などの自己投資や貯金、資産運用などがあたります。
生活費を3つに分けたとき削減対象となるのは「浪費」ですか、削りすぎれば家計改善は上手くいきません。 生活費の配分を「消費80％」「浪費5％」「投資15％」ぐらいの割合に分けて生活費をコントロールするとよいでしょう。
５. 自動的に貯める仕組みを作る
お金を貯めるためには、「貯めた後に使う」のではなく、「使う前に貯める」習慣をつけることが重要です。
100万円先取り貯蓄の活用しょう
給与が振り込まれたら、一定額を別の貯蓄用口座に自動で移す設定をしましょう。たとえば、月2万円を貯蓄に回せば、1年間で24万円、約4年で100万円に到達します。
貯蓄専用の口座を作ることで、
生活費とは別に、貯蓄専用の口座を用意することで、貯めたお金に手をつけにくくなります。
６. 収入を増やす方法を取り入れる
支出を減らすだけでなく、収入を増やす工夫をすることで、より早く貯蓄を達成できます。
✅副業の活用
空いた時間を活用して、副業で収入を得る方法を検討します。例: フリーランス、アルバイト、個人スキルを活かしたオンラインサービスの提供など
✅不用品の販売
家にある使わなくなった物をフリマアプリやネットオークションで売る。
✅資産運用
貯蓄額が年収の半分程度を超えるようになってきたら、貯めるから資産を増やすこと考えてみましょう。
政府は貯蓄から投資へ促していますが、貯蓄が０円の段階で投資に踏み込むのはリスクが高く危険な考え方です。
投資は預貯金と異なり、トレードが失敗すると損失のリスクを伴います。投資した金額を失っても生活に支障がでないぐらいの資産がなければ考えるべきでありません。
投資初心者の方は、FXや暗号資産(仮想通貨)でなく、運用をプロに任せる投資信託で利回り３～５％を目指す資産糞用を考えるといいでしょう。
７. モチベーションを維持する工夫
貯蓄を続けるためには、楽しみながら取り組むことが大切です。
貯蓄額の増加をEXCELなどでグラフ化することで、目に見える形で達成感を得られるようにします。
最後に
最も大切なのは、無理のない範囲で貯蓄を継続することです。完璧を目指さず、失敗した場合も気持ちを切り替えて再スタートする柔軟さを持ちましょう。
貯蓄額がゼロ円からスタートしても、100万円を達成することは決して不可能ではありません。目標設定、家計の見直し、支出の削減、収入の増加を組み合わせることで、確実に貯蓄を増やすことができます。
今日から始められる小さな一歩を踏み出し、貯蓄習慣を身につけましょう。
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