保険請求

「セカンドオピニオン」 生命保険の保険金の支払いについて

「セカンドオピニオン」 生命保険の保険金の支払いについて相談があります。今まで月々支払いをしておりましたが、保険金の残り支払い分を一括払いにしようかと考えています。しかし、その保険にがん特約の契約をしていて、後5年以内にがんになったら、保険金の支払いをしなくてもよいです。一括払いをしておいて、5年以内にがんになったら、支払った分がもったいない気がします。健康診断で異常もなく、身内にがんになった人もなく、がんになる確率も少ないと思いますが、万が一と思うと決断がつきません。アドバイスをお願いします。

一括払いの方法は大きく2つありますが・・・。 保険証券や約款の内容を確認して「一時払い」と「前期前納払い」では、どちらを選択しようとしていますか。

午後2時30分

質問者/前期前納払いです。よろしくお願いいたします。

回答/前期前納は保険料を預けている状態ですので、月払いや年払いと比較比較すると若干の保険料が安くなり、生命保険控除も受けられるので、補償に備えるという点ではよいと思われます。

一般的に一時払いの保険商品は、払込金額と受け取る保険料がほぼ同額で、資産を取り崩さず補償を受けられるのが特徴なので、返戻金を期待しないでも資金に余裕があるのであれば検討に値するのではないでしょうか。

保険というのは、あなたに必要な保障を割安な保険で備えることが基本ですので、5年以内がんになる確率が低いと考えているのであれば、リスクは低いと考えてもいいのかなと思います。

金銭面で考えると、一時払いの終身医療保険は、返戻率が100%を超えるまで30年という長い時間がかかり、その間、まとまった資金が拘束されることを合わせてて考えると、正直なところそれほど大きなメリットがあるとも言えません。

生きていれば、まとまったお金が必要になるタイミングが発生する可能性があるかもしれません。

万が一、解約したときのことを考えると解約返戻金は8割程度になってしまう可能性もありますので、保険商品の補償内容をご確認いただいたうえで、ご決断していただければと幸いです。